「運転再開すべきではなかった」体調不良で意識失っていた 札幌・すすきのワゴン車暴走でドライバーの男性

AI要約

札幌・すすきのでの暴走事故で3人が重軽傷を負った男性の書類送検が行われた。

男性は体調不良で意識を失いながら運転を続け、歩行者や車に次々と衝突した。

警察は厳重処分を求めて書類送検し、容疑はおおむね認めている。

今年5月、札幌・すすきのでワゴン車が暴走し3人が重軽傷を負った事故で、運転していた男性が体調不良で意識を失っていたことが分かり、警察は今日付で男性を書類送検しました。

函館市在住の会社員の男性(41)は5月22日夜、体調不良のままワゴン車を運転して意識を失い、札幌市中央区南8条西4丁目で男性2人を次々とはねた後、乗用車にも追突して合わせて3人に重軽傷を負わせた疑いが持たれています。

警察によりますと、複数の持病がある男性は体調を崩して10分ほど休憩し運転を再開。歩行者をはねる前にも車と衝突するなど数百メートルにわたって意識を失ったまま運転していました。

男性は「運転を再開すべきではなかった」と話し、容疑をおおむね認めています。

警察は、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けて書類送検しました。