60代女性をだまして5380万円振り込ませた疑い 38歳の男逮捕

AI要約

警察官を名乗って女性をだまし、5300万円余りを騙し取った男が逮捕された。

男は仲間と共謀し、60代の女性にランサムウェア感染容疑で示談金を要求し、ATMから大金を引き出した疑いが持たれている。

警察は捜査を進め、共犯者や余罪についても調査している。

60代女性をだまして5380万円振り込ませた疑い 38歳の男逮捕

警察官などを名乗り60代の女性をだまして5300万円余りを振り込ませ、ATMで現金を引き出した疑いで、38歳の男が、20日に滑川警察署に逮捕されました。

詐欺と窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定 無職の松原和人容疑者(38)です。

警察によりますと、松原容疑者は2022年6月から8月の間に仲間と共謀し、セキュリティ関連団体の職員や警察官を名乗って60代の女性に電話しました。

そして「あなたはランサムウェアを感染させた容疑者として捜査されており、逮捕を回避するために示談金を支払う必要がある」とだまして、指示した口座に38回にわたり、合わせて5380万円を振り込ませた疑いです。

松原容疑者は、コンビニのATMで、2240万円余りを引き出していたということです。

女性から相談を受けた警察は、ATMの防犯カメラの画像などから松原容疑者を割り出して、20日に逮捕しました。

警察は、捜査に支障があるとして松原容疑者の認否を明らかにしていません。

また、共犯者や余罪について捜査を進めています。