チャールズ国王、アンドルー王子のセキュリティチームを解雇

AI要約

アンドルー王子の警護費用がカットされ、今後は自前で警護を用意しなければならない可能性が浮上している。

さらに、セキュリティチームの更新がないことから、退去を求められるかもしれないと報道されている。

現在の王子の状況やロイヤルロッジの状況などが懸念されている。

チャールズ国王、アンドルー王子のセキュリティチームを解雇

性犯罪者のジェフリー・エプスタインとの交際が問題となり、2019年に公務を引退したアンドルー王子。その結果2022年からは警察の警護対象外になり、チャールズ国王が弟のために雇ったセキュリティチームから警護を受けていた。しかしこれからはそれもなくなってしまうもよう。新聞「サン」が伝えている。

同紙によると王子のセキュリティチームは10月に現在の契約期間が切れるが、国王はその契約を更新しなかった。現時点では代わりとなる警護体制は準備されていない。つまりこのままだと王子は自分で警護を用意するか、それができなければ警護なしで過ごさなくてはならなくなる。報道によると国王はこれまで王子の警護に年間400万ドル(約5.8億円)を費やしてきたという。

この解雇をきっかけに、国王があらためて王子に対して現在住んでいるロイヤルロッジから退去するように求めるのではないかと同紙を初めとするイギリスマスコミは推測している。王子は現在元妻のセーラ元妃とともにロイヤルロッジに住んでいるが、ロッジの警備も国王が雇ったセキュリティチームが担当している。ロイヤルロッジは全体で31部屋もある大邸宅で、王子は2002年にここに転居して以来、約900万ドル(約13億円)をリノベーションに注ぎ込んでいると報じられている。内部もそれなりに豪華。王子は贅沢な暮らしぶりを楽しんでいると見られているが、同紙は理論上、国王が王子との関係を完全に切って生活費の支払いを拒むこともできると報じている。

今年5月には王子がロッジの年間維持費である50万3,000ドル(約7,400万円)を滞納していることも報じられた。王子がセキュリティチームを自分で用意することができるのか、国王があらためてロッジからの退去を命じるのか、両者の動きに注目が集まっている。