元町商店街の暴走事故 過失運転致死傷容疑で書類送検へ 運転の男性(87)立ち会いで実況見分/兵庫県

AI要約

2024年3月、兵庫県の神戸・元町の商店街で車が暴走し3人が死傷した事故で、警察は運転していた男性を過失運転致死傷などの疑いで書類送検する方針を固めた。

事故では87歳の男性が運転する軽自動車が暴走し、男性の妻が死亡、男性が重傷、他の男性が軽いけがをした。

男性はスピードを出した状態で商店街に進入し、300メートル以上暴走していたが、酒気帯び運転ではないとされている。

元町商店街の暴走事故 過失運転致死傷容疑で書類送検へ 運転の男性(87)立ち会いで実況見分/兵庫県

2024年3月、兵庫県の神戸・元町の商店街で車が暴走し3人が死傷した事故で、警察は8月19日、実況見分を行い、運転していた男性を過失運転致死傷などの疑いで書類送検する方針を固めました。

この事故は、2024年3月神戸元町商店街で、87歳の男性が運転する軽自動車が暴走し、ワゴン車に衝突。軽自動車の助手席に乗っていた男性の妻(当時82)が死亡した他、男性が全身を骨折する重傷、ワゴン車に乗っていた男性(27)が軽いけがをしたものです。

警察は19日夜、男性を立ち会わせて現場で実況見分を行い、当時の状況を再現しました。

警察によりますと、男性は事故の直前、スピードを出した状態で商店街に進入し、300メートル以上暴走していたということです。

男性の血液からは基準値のおよそ2倍のアルコールが検出されていましたが、当時の状況を詳しく説明できていることなどから、警察は危険運転致死傷の疑いを適用せず、過失運転致死傷などの疑いで書類送検する方針を固めました。

男性はアクセルの踏み過ぎにより制御ができなくなったとみられ、

「気が付いたらどんどん速度が上がっていった」「頭が真っ白になった」などと話しているということです。