2025年春の柳井市長選、市議の下村太郎氏が立候補表明

AI要約

2025年春に見込まれる山口県柳井市長選に新人の下村太郎氏が無所属で立候補を表明。

下村氏は若い世代の定住環境整備や道路建設などを重視し、市民の声を反映させた政治を目指す。

現職の井原健太郎氏も再選を目指して立候補する見通し。

2025年春の柳井市長選、市議の下村太郎氏が立候補表明

 任期満了に伴い2025年春に見込まれる山口県柳井市長選に、新人で同市議の下村太郎氏(41)が18日、無所属で立候補すると正式に表明した。

 下村氏は市内で記者会見し「市民の声を反映させた政治をしてほしいという声をたくさんもらった」と立候補の理由を説明。市の出生数の減少を課題に挙げ「若い世代が定住できる環境を整える必要がある」とし、市街地と山陽自動車道玖珂インターチェンジ(IC)を結ぶ「柳井玖珂道路」の建設などに取り組むと述べた。

 下村氏は柳井市出身。証券会社社員を経て、2021年2月の前回市長選に立ったが敗れた。同12月の市議選で初当選し、現在1期目。市議を辞職せず、次期市長選への立候補に伴い自動失職するとしている。

 市長選には、現職の井原健太郎氏(50)が5選を目指して無所属で立候補すると表明している。