台風7号影響、羽田行き満席続出で乗り継ぎ客も…お盆の帰省客Uターンがピーク迎える 鹿児島空港

AI要約

鹿児島空港は帰省客のUターンラッシュがピークを迎え、羽田行きは満席が続出した。

台風による影響で欠航が多かったが、17日は比較的平穏で関東や関西に戻る客が家族との別れを惜しんでいた。

例え直行便がなくても、乗り継ぎをして帰省客は無事帰路についている。

台風7号影響、羽田行き満席続出で乗り継ぎ客も…お盆の帰省客Uターンがピーク迎える 鹿児島空港

 鹿児島県霧島市の鹿児島空港は17日、お盆休みを県内で過ごした帰省客らのUターンラッシュがピークを迎えた。台風7号の影響で16日に欠航が多く出た影響もあり、羽田行きは満席が続出。直行便に振り替えられず、新幹線と乗り継いで関東を目指す人もいた。

 17日は台風関連の鹿児島空港発着便の欠航が羽田発3便にとどまり、鹿児島発に影響はなかった。ロビーでは関東や関西に戻る客が家族との別れを惜しんでいた。

 瀬戸内町加計呂麻島を訪れた埼玉県蕨市の小学4年生岩田楓花さん一家は、予約していた16日の奄美大島-羽田が欠航。直行便に振り替えられず、奄美-鹿児島-関西と2便を乗り継ぎ、新大阪から新幹線で帰る。楓花さんは疲れた様子ながら「シュノーケリングが楽しかった。カラフルな魚がかわいかった」と笑顔を見せた。

 JR九州によると、鹿児島中央発の新幹線は乗車率が100%を超える便が相次いだ。