台風離れ、Uターン本格化 災害警戒で予定変更の人も

AI要約

台風が過ぎ去り、お盆の帰省や旅行からのUターンが本格化。多くの人が災害の影響や警戒で予定を変更し、鉄道や航空便の利用客は安心して家路についた。

JR博多駅では、欠航となった飛行機の代わりに取れた新幹線で帰省する若者が笑顔で。

宮崎空港では、海沿いに行く予定を川遊びに変更した家族も。

 台風が日本列島から離れた17日午後、お盆の帰省や旅行からのUターンが本格化した。災害の影響や警戒で予定を変更した人も多く、鉄道や空の便の利用客はダイヤの正常化に胸をなで下ろしながら家路についた。

 JR博多駅(福岡市)では東京都江東区の会社員鳥原智也さん(25)が「佐賀の実家で過ごし、昨日飛行機で帰るつもりが欠航になった。新幹線が取れてほっとしている」と笑顔だった。

 15日まで南海トラフ地震臨時情報に伴う注意が呼びかけられていた中、宮崎空港では3人の子を連れた東京都のパート日高香織さん(42)が、同県串間市の海沿いに行く予定を取りやめ「内陸で川遊びにした」と話した。