関東甲信では“バケツをひっくり返したような”局地的な雷雨や猛暑の恐れ 台風7号は関東・東北の東へ【今後の雨と風のシミュレーション・3時間ごと】

AI要約

台風7号が関東甲信地方や東北地方から離れつつあり、気象庁が土砂災害や暴風、高波に警戒を呼びかけている。

関東地方では高波に注意が必要であり、台風通過後は気温が急上昇し、熱中症警戒が発表されている。

また、暖かく湿った空気の影響で激しい雷雨が予想されており、関東甲信地方では猛暑日になる地域が多いため、熱中症に警戒が必要となっている。

関東甲信では“バケツをひっくり返したような”局地的な雷雨や猛暑の恐れ 台風7号は関東・東北の東へ【今後の雨と風のシミュレーション・3時間ごと】

非常に強い台風7号は、関東甲信地方や東北地方から離れつつあります。

気象庁は、東北地方では土砂災害に厳重に警戒するほか、暴風、高波、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を、関東地方では高波に警戒するよう呼びかけています。

また台風通過後の関東地方は前日よりも10℃近く気温が上がる所もありそうで、環境省と気象庁は「熱中症警戒アラート」を発表しています。また大気の状態が不安定で、激しい雷雨となる所がある見込みです。

気象庁によりますと、非常に強い台風7号は17日午前6時には千葉県銚子市の東にあって、1時間におよそ20キロの速さで東北東へ進んでいます。

中心の気圧は950hPa、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心の南東側165km以内と北西側95km以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。

台風7号は、関東甲信地方や東北地方からは離れつつあるものの、東北地方では台風の周辺の暖かく湿った空気の影響で、雷を伴った激しい雨が降っている所があります。また関東甲信地方でも湿った空気や日中の気温の上昇の影響で大気の状態が非常に不安定となる所がある見込みです。

また、関東甲信の最高気温は熊谷39℃、前橋や秩父で38℃など多くの地点で35℃以上の猛暑日が予想されています。熱中症に警戒してください。

■雨の予想

▽18日午前6時までの予想24時間降水量(多い所)

 東北地方 80ミリ

 関東甲信越地方 60ミリ

 新潟県 60ミリ

■風の予想

▽17日に予想される最大風速(最大瞬間風速)

 東北地方 23メートル(35メートル)

■波の予想

▽17日に予想される波の高さ

 東北地方、関東地方 7メートル うねりを伴う