台風7号「アンピル」強い勢力で16日にも関東などに接近へ 大雨に加え“トラックが横転するような”暴風の恐れも【今後の雨と風のシミュレーション・台風情報2024】

AI要約

台風7号「アンピル」は南から北上し、暴風域を伴って日本に接近するおそれがあります。

気象庁は、小笠原諸島と東日本を高波や災害から警戒するよう呼びかけています。

台風の進路や強さによる影響が気象情報から予測されており、対策を早めにとることが求められています。

台風7号「アンピル」強い勢力で16日にも関東などに接近へ  大雨に加え“トラックが横転するような”暴風の恐れも【今後の雨と風のシミュレーション・台風情報2024】

台風7号「アンピル」は日本の南を発達しながら北上し、14日夕方から夜にかけて小笠原諸島に最接近し、16日~17日ごろにかけて、暴風域を伴って強い勢力で東日本や北日本に接近するおそれがあります。

気象庁は、小笠原諸島は高波に警戒、また東日本は土砂災害、低い土地の浸水や河川の増水や氾濫、暴風や高波に厳重に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、台風7号は14日正午現在、日本の南にあって、ゆっくりした速さで北東へ進んでいます。

中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30m/s、最大瞬間風速は45m/sで、中心から半径95km以内が風速25m/s以上の暴風に、南東側280km以内と北西側165km以内が風速15m/s以上の強風となっています。

台風7号は日本の南を発達しながら北上し、14日夕方から夜にかけて暴風域を伴って小笠原諸島に最も接近する見込みです。台風はその後も日本の南を北上し、16日~17日頃にかけて、暴風域を伴って強い勢力で関東や東北などに接近するとみられます。

当初よりも予報円は東へと移動していて、予報円の中心を通った場合は関東や東北の太平洋側を北上して日本から離れる見込みです。

ただ、最大瞬間風速は60m/sと、走行中のトラックが横転したり、住宅が倒壊したりするような恐れのある暴風が予想されていることから、今後の気象情報を確認し、台風の接近前に早めの対策をお願いします。

■波の予想

▽14日に予想される波の高さ

 小笠原諸島 6メートル うねりを伴う

▽15日に予想される波の高さ

 伊豆諸島  9メートル うねりを伴う

 小笠原諸島 6メートル うねりを伴う

▽16日に予想される波の高さ

 関東地方 11メートル うねりを伴う

 伊豆諸島 10メートル うねりを伴う

 東北地方 7メートル うねりを伴う

 東海地方 6メートル うねりを伴う

■風の予想

▽14日に予想される最大風速(最大瞬間風速)

 小笠原諸島 22メートル(35メートル)