【実験】暑い駐車場に『打ち水』したら何℃下がる? 実はコツがあった “江戸から続く暑さ対策”

AI要約

打ち水は江戸時代から続く日本の文化であり、涼を呼び込む手段として一般的だった。

打ち水のコツとして、お風呂の残り湯を利用する、庭だけでなく外壁やベランダにもまく、涼しい時間帯に行うことが効果的である。

実験では、暑い駐車場に打ち水を行い、温度が5℃近く下がる効果を確認。頻繁に行うか、適切な時間を選ぶことが重要。

【実験】暑い駐車場に『打ち水』したら何℃下がる? 実はコツがあった “江戸から続く暑さ対策”

■打ち水で少しでも涼しさを呼び込もう!

打ち水は先人の知恵として、江戸時代ごろから根付いてきた日本の文化でもあります。実際に浮世絵に描かれていて、涼の手段として一般的であったと考えられます。

では「打ち水」にコツはあるのでしょうか?

■オススメの時間は「午前中や夕方」

熊本市上下水道局に打ち水のコツを伺いました。

(1)お風呂の残り湯などを利用する

⇒無駄がなく節水に

(2)庭や家の玄関先だけでなく外壁、ベランダ、屋上などにもまくとさらに効果があるそうです。

(3)午前中や夕方など涼しい時間に水をまく

ということで、実際に、RKKの敷地内で打ち水をしてみました。

■【実験】暑い駐車場に打ち水

一日の中で最も暑い時間を選んでいざ実験!

(午後1時ごろの駐車場の様子)ドローンの暑さが分かる機能を使って撮ってみると、駐車場は一面真っ赤に。赤い部分はおよそ60℃を示しました。

そこに、打ち水をすると…赤い部分がみるみる黄色、緑、青に変化。5℃近く、下がりました。

ただ、1時間経った後に確認すると、さすがに打ち水も乾いていました。こまめに打ち水をしたり、時間を選んだりするのがオススメです。

猛暑が続く今年の夏、皆さんもぜひ昔ながらのアイディアで涼んでみるのはいかがでしょうか。