終戦から79年 護国神社で追悼式/奈良

AI要約

終戦から79年となった15日、奈良市の護国神社で戦争で亡くなった県出身者の追悼式が行われ、およそ190人が参列しました。

遺族らの数が減少している中、平和を守るため慰霊継承を続ける決意が示されました。

参列者は式後、慰霊塔の前で平和への祈りを捧げました。

終戦から79年 護国神社で追悼式/奈良

 終戦から79年となった15日、奈良市の護国神社では、戦争で亡くなった県出身者の追悼式が行われました。

 追悼式には、戦争で家族を亡くした遺族と、その関係者らおよそ190人が参列し、戦争の犠牲となった県出身者2万9245人の霊に静かに黙とうしました。

 終戦から79年となり、追悼式に参列する遺族らの数も減少傾向にあるといいます。式を主催する「英霊にこたえる会奈良県本部」の森岡会長は、現在の緊迫した世界情勢のなか、平和を守るため慰霊継承を続けていくとあいさつしました。

 参列者は式の後、慰霊塔の前に移り平和への祈りを捧げました。