私たちはヘルメットかぶり隊 自転車での着用推進へ 中学校生徒会が「お手本」役 京都府南丹市

AI要約

京都府南丹市の園部中生徒会が、京都府警から「自転車安全利用プロモーター」の委嘱を受けた。生徒や学生を対象に、ヘルメット着用を促進し、府内で初の取り組みとなる。

同中の生徒会は、自転車利用者の半数が自転車通学しており、ヘルメット着用を義務付けているが、一部の生徒が途中で外している状況。今年の活動テーマに交通安全を掲げ、府警からの講義を受けた。

生徒会役員はプロモーター委嘱を受け、広報活動を計画。生徒会長は「ヘルメットやたすきを着け、地域にも安全運転の重要性をアピールしたい」と述べた。

私たちはヘルメットかぶり隊 自転車での着用推進へ 中学校生徒会が「お手本」役 京都府南丹市

 京都府南丹市の園部中生徒会が、京都府警南丹署から「自転車安全利用プロモーター」の委嘱を受けた。ヘルメット着用の先導役となる生徒や学生を対象に、府警が府内全域で委嘱を進めている。丹波地域で初、中学校では府内唯一という。生徒は「学校内外に安全運転を発信する」と誓った。

 同中は全校約400人のうち、半数が自転車で通う。ヘルメット着用は必須だが、途中で外す生徒も一部いるという。今年の生徒会は交通安全を活動テーマの一つとし、署員を招いて講義を受けた。

 同署も「地域の手本になってほしい」と、プロモーター制度を紹介した。

 生徒会役員は先月、署員から委嘱状を受け取り、たすきやヘルメット用シールの反射材を南丹船井交通安全協会などから手渡された。

 役員7人で今後、広報活動を企画する。3年の生徒会長(15)は「自分たちがヘルメットやたすきをしっかり着けた上で、地域にも発信する」と話した。