「護身用に持っていた」包丁を手に持ち金融機関のATMコーナー訪れたか 72歳無職の男を銃刀法違反容疑で逮捕 宮城・多賀城市
宮城県多賀城市の金融機関で包丁を携帯した72歳の男が逮捕される。
男はATMで包丁を持っているのを目撃され、逃走。
男は容疑を認めつつ「護身用に持っていた」と話す。
13日昼頃、宮城県多賀城市の金融機関で正当な理由なく包丁1本を携帯したとして、市内に住む72歳の無職の男が逮捕されました。
銃刀法違反の疑いで14日に逮捕されたのは、多賀城市高橋1丁目に住む72歳の無職の男です。
警察によりますと、男は13日午後0時半頃、多賀城市内にある金融機関のATMコーナーで正当な理由もなく刃渡りおよそ17センチの包丁1本を携帯した疑いが持たれています。
ATMを利用していた客が、男が手に包丁を持っているのを目撃し警察に通報しました。
男はATMで金を下ろすとそのまま金融機関を後にしていて、警察官が駆けつけた時にはすでにいませんでした。
けがをした人もいませんでした。
警察は防犯カメラの映像などから男を特定し、14日に通常逮捕しました。
取り調べに対し男は容疑を認めたうえで「護身用に持っていた」と話しているということです。
警察が当時の詳しい状況を調べています。