岸田総理が総裁選に出馬しないと表明 山形県政界の受け止めは

AI要約

岸田総理が自民党総裁選への不出馬を表明した理由について、旧統一教会や派閥の裏金事件の責任を取るためと述べた。

県選出の国会議員は岸田総理の不出馬を好意的に捉えており、信頼される指導者の必要性を強調している。

野党議員は、自民党の限界を指摘し、日本の政治の未来を考える上で意見を示している。

岸田総理が総裁選に出馬しないと表明 山形県政界の受け止めは

全国ニュースでもお伝えしていますが、きょう、岸田総理が総裁選に出馬しないと表明しました。

県政界の受け止めを聞きました。

岸田総理「自民党が変わることを示す最もわかりやすい最初の一歩は私が身を引くことであります」

岸田総理は、きょう会見を開き、旧統一教会や、派閥の裏金事件の責任を取るとして、来月予定される自民党総裁選への不出馬を表明しました。

これについて、県選出の国会議員などの受け止めは。

自民党県連 遠藤利明 会長「これだけ国民の皆様の不信を招いていると。その責任は長たる自分がという思いを大変強く持っておられたので、正直、やっぱりかなという思いはしました」

「国民の皆様に信頼されるという形を作っていくことが第一だと思います。そのうえで、岸田総理は大変仕事をされたわけですから、そうした実績を継続して、外交問題にしても、物価対策にしても、こうしたいくつかの課題をしっかりと実績にしてもらえるそういう人に就任してもらいたい」

自民党山形県連 森谷仙一郎 幹事長「先般の豪雨災害ですよ。山形県は特別目を向けていただいて我々も直接、要望活動などをできた。今は感謝をしている。(次期総理とは)山形の声を受けていただけるような環境を作っていきたい」

続いて、野党の国会議員は。

国民民主党 船山康江 参議院議員「不出馬というそのものに関しては、私はこの間様々決断すべき時に決断しきれなかった、決断力の欠如が招いた当然の結果と受け止めている」

「自民党をどう変えるのかというよりも、日本の政治を日本の未来をどう作っていくのかそういう議論の中で、誰がふさわしいかというところを議論してほしい」

「やはり自民党では限界がある。しっかりと私たち野党も含めて、受け皿になりうるようなそういった体制を強固なものにしていくことが必要だと思う」

無所属 芳賀道也 参議院議員「トップが変わるが、何も変わらないようなことは日本国民にとっても不幸なことこの危機的な世界情勢の中で日本の地位がますます

下がってしまう恐れもある」

自民党総裁選は来月に予定されています。