クイーンビートル”浸水隠し”運航発覚 今月13日から運休へ

AI要約

高速船「クイーンビートル」に浸水が発生し、隠して運航を続けた事案が明らかになった。

運航会社が浸水を意図的に隠し、検査や報告を怠ったことが問題視されている。

国の監査によって浸水の隠蔽が露呈し、運休となった。

クイーンビートル”浸水隠し”運航発覚 今月13日から運休へ

博多と韓国・釜山を結ぶ高速船「クイーンビートル」が亀裂による浸水を隠して運航を続けていたことが発覚しました。

運航会社「JR九州高速船」の親会社・JR九州の発表によりますと、クイーンビートルでことし2月、船体への浸水が見つかりましたが会社は修理や検査、国への報告をせずポンプで排水しながらおよそ4か月、運航を続けました。

その間、浸水センサーの位置を故意にずらすなどしていました。

今月、国がJR九州高速船に対して行った 抜き打ち監査で発覚しました。

JR九州高速船は去年2月にも浸水を把握しながら検査をせず運航したとして行政処分を受けています。

今回の事案を受けクイーンビートルは今月13日から運休します。