「ペダル付き原動機付自転車」を無免許運転 フィリピン国籍の男 書類送検 広島県内では初の摘発
フィリピン国籍の男が広島県で「ペダル付き原動機付自転車」に無免許で運転し、道路交通法違反で書類送検された事件が起きました。
男は必要な装備や保険を満たさず運転し、ヘルメットも着用していませんでした。
警察は車両購入時に注意を呼びかけ、道路交通法違反に対する摘発は県内初とのことです。
今年6月、広島県大崎上島町で「ペダル付き原動機付自転車」にナンバープレートなどをつけず、無免許で運転したとして、フィリピン国籍の男が書類送検されました。
「ペダル付き原動機付自転車」の道路交通法違反による摘発は広島県内で初めてです。
道路交通法違反の疑いで書類送検されたのは大崎上島町の会社員でフィリピン国籍の男(40)です。
警察によりますと男は今年6月、大崎上島町東野の県道で無免許のまま、「ペダル付き原動機付自転車」を運転した疑いがもたれています。
また、男は法律で義務付けられているバックミラーや方向指示器、ナンバープレートを車両につけておらず、自賠責保険にも加入していなかったということです。
男がヘルメットを着用せず、ペダルを漕がずに走行していたところを警察官が発見して発覚。
調べに対し、男は、「ペダル付き原動機付自転車に免許がいることは知らなかった。
無免許運転をしたことに間違いない」と容疑を認めています。
「ペダル付き原動機付自転車」の道路交通法違反による摘発は県内で初めてです。
警察は「車両を購入する際は自転車にあたるのか原動機付自転車にあたるのかよく確認して購入してほしい」と注意を呼び掛けています。