名古屋市で相次ぐひったくり事件に関与か 自称・作業員の50歳の男を現行犯逮捕

AI要約

名古屋市で7月から被害が相次いでいる原付バイクを使ったひったくり事件が発生し、警察が犯人を逮捕した。

犯人は住所不詳の50歳の男で、多数のひったくり事件に関与している可能性があるとみられている。

同様の手口で別のひったくり事件も発生し、警察が余罪を調査している。

名古屋市で7月から被害が相次いでいる原付バイクを使ったひったくり事件をめぐり、警察は12日、自称・作業員の50歳の男を現行犯逮捕しました。

 警察によりますと、12日午後7時48分ごろ、名古屋市西区の交差点で、横断歩道を渡っていた女性が、後ろから近づいてきた原付バイクに乗った人物にハンドバックをひったくられました。

 一緒にいた夫(32)が妻の被害に気付き、バイクの荷台を掴んで、数メートル引きずられましたが、バイクを転倒させて犯人を取り押さえたということです。

 男性は、全身にすり傷を負うなどしましたが、軽傷です。

 警察は、住所不詳、自称・作業員の石澤博容疑者(50)を強盗致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

 石澤容疑者は、容疑を一部否認していますが、「名古屋市内で7月の終わりから原付でひったくりを10回くらいやった」と供述していて、警察は、石澤容疑者が市内で発生している25件のひったくり事件に関与しているとみて、余罪を調べています。

 また、12日は中村区名駅の路上でも、同様の手口で、27歳の女性がハンドバックをひったくられる事件が発生しています。