鉄道車両をそのまま格納して運ぶ昭和の交通大動脈 青函連絡船「八甲田丸」就航60周年を祝う 青森市
青函連絡船「八甲田丸」が初めて津軽海峡を渡ってから60周年を祝う記念式典が青森市で開かれました。
「八甲田丸」は60年前、1964年の8月12日に初めて津軽海峡を渡りました。鉄道車両をそのまま格納して運ぶ珍しい船として、当時は交通の大動脈として利用されていました。
記念式典にはおよそ50人が参加し、テープカットで節目を祝いました。朝6時に駆けつけたというファンには花束と記念品が贈られました。
青函連絡船「八甲田丸」が初めて津軽海峡を渡ってから60周年を祝う記念式典が青森市で開かれました。
「八甲田丸」は60年前、1964年の8月12日に初めて津軽海峡を渡りました。鉄道車両をそのまま格納して運ぶ珍しい船として、当時は交通の大動脈として利用されていました。
記念式典にはおよそ50人が参加し、テープカットで節目を祝いました。朝6時に駆けつけたというファンには花束と記念品が贈られました。
★八甲田丸のファン 鈴木繁雄さん
「(八甲田丸には)思い入れがありまして若いときに50回以上乗っていまして 青森市、青森県の財産ですから残していって活用していただければ我々もうれしいです」
★あおもりみなとクラブ 渡部正人理事長
「昔を知っている方も知らない方もこういう船があったっていうことを覚えていただくためにもずっと残していきたい そういう存在であると思っています」
八甲田丸では歴史をたどる写真展などが行われていて、1988年の運航終了後も愛され続ける船の魅力を発信しています。