天津木村さん、笑顔で殿様 北上・浮牛城まつり
第18回浮牛城まつりは11日、北上市口内町で開催され、大名行列や民俗芸能公演などが行われた。
行列や公演は幕末の浮牛城の歴史を再現し、地域の文化を紹介する目的で毎年開催されている。
天津木村さんや菊池杏菜さんが殿様や姫役を務め、地域の伝統を守る大切さを示した。
第18回浮牛城まつり(実行委主催)は11日、北上市口内町内で開かれた。幕末、仙台詰め領主の領内視察入りを再現した恒例の大名行列や民俗芸能公演が華やかに催され、地区内外の来場者でにぎわった。
同町は仙台藩の最北端で、浮牛城は同藩の要害。同まつりは歴史遺産を後世に伝え、地域おこしの一環で2007年に始まった。今回の殿様役には「いわて応援芸人」としておなじみの天津木村さん、姫役は同町の会社員菊池杏菜さん(27)が務めた。