パリ五輪 レスリング鏡優翔選手(宇都宮出身)小学1年からの夢かなえた!念願の金メダル

AI要約

宇都宮市出身の鏡優翔選手がパリオリンピックで金メダルを獲得

鏡選手は小学1年生から金メダルを夢見ており、厳しい試合を勝ち抜きました

日本女子最重量級で苦戦しながらも、鏡選手は15年の夢を実現させました

パリオリンピック競技最終日の11日、宇都宮市出身でレスリング女子76キロ級の鏡優翔選手が見事、金メダルを獲得しました。

初めてオリンピックの舞台に立った鏡選手。今年最初のとちぎテレビの特集で彼女はこう話していました。(鏡優翔選手)「レスリングを始めた小学1年生当時、五輪で5個優勝したいと言っていました。金メダル取って日の丸を背負って走りたい」

レスリングを始めた小学1年生から師匠にずっと言い続けてきた「是が非でも金メダル」という夢。鏡選手は1回戦、2回戦では今年5月に痛めた右ひざの影響か、厳しい戦いを強いられますが何とか勝ち進みます。

地元、宇都宮市では鏡選手の後輩がパリに向けて必死の声援を送ります。準決勝もコロンビアの選手を逆転で退けました。

「約束の金メダル」まであとひとつ。近しい関係者に「見ていてください」「成し遂げよう」と誓い合った鏡選手。下野市役所ではレスリング関係者、鏡選手の後輩などおよそ90人が集まり大声援をパリに送りました。

日本女子で最も苦戦していた最重量級で鏡選手、歴史にその名を刻む金メダルを獲得しました。表彰台で金メダルを愛おしそうにそっと手で包んだ鏡選手。15年前に固く誓った「約束」をきっちり果たし、パリで大輪の花を咲かせました。