<本紙記者パリ発>五輪価格?コーラ1120円、円安も影響

AI要約

パリ五輪での物価高について、食べ物や宿泊費が日本の2倍以上かかる状況が報じられている。特に大会公式の売店は高額で、競技会場の売店では1杯のコーラが約1120円、ラップサンドが約1920円という価格設定がされている。

しかし、売店は常に大行列で、現地の熱狂ぶりから観光客にとっては物価の高さよりもイベントへの参加意欲が優先されているようだ。

<本紙記者パリ発>五輪価格?コーラ1120円、円安も影響

 パリ五輪に沸く花の都。現地で取材する日本人記者の中で常に話題に上がるのが、市内の物価の高さだ。五輪特需に加えて円安も影響し、食べ物や宿泊費は日本の2倍以上かかる。 

 大会公式の売店はとりわけ高い。ある競技会場の売店のメニューを見ると、コーラはプラスチックのコップを含めて1杯7ユーロで、日本円では約1120円。ラップサンドは12ユーロで約1920円だった。

 強気な価格にもかかわらず、どこの会場も売店は常に大行列。現地の熱狂ぶりなら、観光客にとって多少の物価高は関係なさそうだ。