インターハイ・バスケ男子 藤枝明誠4強逃す 強豪福岡第一に惜敗

AI要約

藤枝明誠はバスケ男子で福岡第一に敗れ、ベスト4入りならず。城南静岡は新体操女子団体で3位、川根はカヌー男子で7位。藤枝明誠は互角の戦いもわずかに及ばず。

藤枝明誠は強豪福岡第一に惜敗。リードするも力尽き、延長戦で逆転許す。主将はゲーム運びの課題を語る。

金本監督は選手の成長に期待。次につなげる責任を感じる。

インターハイ・バスケ男子 藤枝明誠4強逃す 強豪福岡第一に惜敗

 全国高校総体(インターハイ)は7日、北部九州(福岡、佐賀、長崎、大分)で行われ、バスケットボール男子の藤枝明誠は4回戦で福岡第一(福岡)に延長の末、73―76で敗れ、ベスト4進出はならなかった。

 新体操女子団体の城南静岡は3位、カヌー男子カナディアンフォアの川根は7位にそれぞれ入賞した。

■藤枝明誠 互角の戦いもわずかに及ばず

 バスケットボール男子の藤枝明誠は強豪福岡第一に惜敗した。互角の戦いを演じたが、地元の大声援を受ける相手にわずかに及ばなかった。

 「相手に走らせない。ロースコアに持ち込む」というチームの狙い通り、堅い守りで序盤から先行を許さず第2Q(クオーター)終了時点で36―33とリード。2点を追う第4Qの残り7秒、ロードプリンスのシュートで同点とし、延長に突入したが、最後は力尽きた。

 コート内外で声を出し、チームを引っ張った野田主将は「接戦で勝ちきることができなかった。ゲーム運びをもっと考えないといけない」と課題を口にした。

 前日の3回戦に続く接戦に金本監督は「大会前はここまでやれると思っていなかった」と振り返り、「1試合ごとに着実にステップアップしてくれた。この悔しさを次につなげる責任がある」と視線を冬に向けた。