熱中症による救急搬送がこの夏700人超え 住居での発生が4割

AI要約

今年の厳しい暑さによる熱中症患者が急増しており、県内での救急搬送が700人を超える状況になっている。

特に住居での発生が最も多く、厳しい暑さの影響が広がっている。

県では引き続き熱中症予防に取り組むよう呼びかけており、適切な水分補給や塩分摂取の重要性を強調している。

熱中症による救急搬送がこの夏700人超え 住居での発生が4割

厳しい暑さが続く今年の夏。先月末にかけて、県内で熱中症で救急搬送された人は700人を超え、去年を200人以上上回っています。

愛媛県のまとめによりますと、GW頃から先月28日までに熱中症で救急搬送された人は712人にのぼっています。去年の同じ時期に比べおよそ240人多くなっていて、今年の厳しい暑さを物語るデータとなっています。

発生場所別では住居での発生が42.3%と最も多くなっています。

県内には、きょうまで12日連続して熱中症警戒アラートが出されるなど厳しい暑さが続いています。

県では空調の適切な利用やこまめに水分や塩分をとることなど、引き続き熱中症予防に努めるよう呼びかけています