「戦争してほしくないし ずっと平和でいてほしい」それぞれの願いを乗せ 原爆ドーム前の元安川を照らす灯ろうの光 広島原爆の日
広島では79回目の原爆の日を迎え、犠牲者を慰める灯ろう流しが行われました。
参加者は平和への願いや被爆者への思いを込めて灯ろうにメッセージを書きました。
灯ろうの光が川面を照らし、平和への祈りが静かに捧げられた一日でした。
79回目の「広島原爆の日」を迎えました6日、夜には、犠牲者の霊を慰める灯ろうが川面に浮かべられました。
広島市中区の原爆ドーム前に流れる元安川には、色とりどりの灯ろうが流されました。
灯ろう流しに参加した姉妹
「世界中のみんなが誰かを助け合って生きていけば平和になる」
「死んでほしくない、誰かが死んでほしくない、戦争してほしくないしずっと平和でいてほしい」
ドイツから
「私と家族が健康で幸せであるようにと書きました」
灯ろうには、原爆で亡くなった人を追悼する言葉や平和へのメッセージが書かれていました。それぞれの願いが込められた灯ろうの光が元安川を照らし、祈りの一日が静かに締めくくられました。