60代男性が車ごと海に落下 プライベートで釣りに来ていた警察官が居合わせすぐ救助 小樽市
小樽市の海岸で軽乗用車が海に転落し、60代の男性が車から脱出する一部始終が目撃された。
男性は軽傷で病院に搬送されたが、事故の詳細は今後調査される予定。
車を運転していた男性はエンジンを切っておらず、パーキングに入れていなかったと説明している。
北海道・小樽警察署は2024年8月6日午後7時半すぎ、小樽市高島1丁目の海岸で、助手席に男性(60代)が乗った状態で軽乗用車が海に転落したと発表しました。
警察によりますと、転落した男性は自称・札幌市中央区在住の知人男性(36)が運転する車に乗って釣りに来ていました。
その後運転席から男性が降りてトランク周辺で釣りの準備をしていたところ、助手席に人を乗せたまま車がゆっくり前に進み始めました。
その後車は海に転落しましたが、男性(60代)は自ら車を脱出。
偶然プライベートで釣りに来ていた道警本部に勤める警察官がその様子を目撃し、救助にあたりました。
男性は頭を打って病院に搬送されましたが、軽傷です。
海に転落した車はオートマ車で、聞き取りに対し車を運転していた男性は、「エンジンは切っていなかった」「パーキングに入れていなかった」などと説明しているということです。
警察は今後車を海から引き揚げ、転落時の状況を詳しく調べることにしています。