【要注意】 自転車の事故など交通事故 保険の専門家に聞いた「札幌市内で事故の危険が潜む場所」

AI要約

夏休み中の自転車事故に注意が必要な箇所を専門家が解説。住宅街では死角に要注意。

交差点や抜け道など、事故が起きやすい場所も指摘。自転車乗りは交通ルールを守り、安全確認を怠らないように。

夏休みに自転車を楽しむ子供たちへの注意喚起。事故予防のために十分な注意を払いましょう。

【要注意】 自転車の事故など交通事故 保険の専門家に聞いた「札幌市内で事故の危険が潜む場所」

夏休み、子供たちも自転車に乗る機会が多い時期ですが、交通事故には要注意です。

札幌市内で事故の危険が潜む場所を専門家に解説してもらいました。

 先月31日、札幌市豊平区の住宅に設置された防犯カメラの映像です。画面の右から走ってきた自転車が交差点に差しかかった次の瞬間…乗用車と出合い頭に衝突しました。警察によりますと自転車の男性は命に別状はないということです。映像をよく見ると自転車の側に一時停止のラインが引かれていることがわかります。

 交通事故処理のエキスパートである日本損保協会の小谷野さんは…。

■日本損保協会北海道支部小谷野輝之事務局長:

「住宅街なので意外に家がせり出していたりとか電信柱で死角が多くなっていると感じます」「自転車も車道を走るときは交通ルールを守って一時停止があるときは一時停止をするそういったルールを守ることが大切。」

 夏休みで自転車に乗る機会も多くなる時期です。他にも、自転車の事故の危険が潜む場所を、小谷野さんに案内してもらいました。ここは、地下鉄北34条駅からも近い創成川通と札幌新道が交わる交差点です。

■日本損保協会北海道支部小谷野輝之事務局長:

「直進車が途切れた段階で右折車両が右折を始めるこの状態が事故が起こる可能性が高いと考えられる。」

この交差点は対向車線が4車線と幅が広いので右折する車がスピードを出しがち。さらに交差点の上を札樽道が通っていて橋脚で見通しが悪く、事故につながりやすいと指摘します。自転車で横断歩道を渡るときは、曲がってくる車がいないか左右をしっかり確認することが大切です。

■日本損保協会北海道支部小谷野輝之事務局長:

「(右折車に気を取られる」「自転車は回りを見ながら状況を把握することが大事」

 続いてやってきたのは地下鉄麻生駅近く北39条西7丁目の琴似・栄町通の交差点。

抜け道の路地から出てくる車が、自転車をはねる事故が起きやすいといいます。

■中川宙大記者:

「自転車側の視点から見ると、駐車場に止まっている車や看板などがあって右側の道路が見えづらくなっています。」

■日本損保協会北海道支部小谷野輝之事務局長:

「(死角から人が出てくるかもひれない、車が止まってても運転手は見ていないかもしれない)(自転車はいつでも止まられるようなスピードで運転するといい)」

 夏休みで子どもたちも自転車に乗ることが多くなる今の時期。道路に潜む自転車事故の危険、くれぐれも注意してください。