5歳の時に被爆「すごい閃光、地の底からドンッと」 広島原爆の日「核兵器ない未来」願う

AI要約

広島に原爆が投下されて79年が経過。長野市で核兵器のない未来を訴える集会が開かれた。

5歳の被爆体験者が自身の体験を語り、恐ろしい記憶を明かした。

集会では日本政府の防衛費増額や原発再稼働を批判し、核兵器のない未来に向けた行動を訴えた。

5歳の時に被爆「すごい閃光、地の底からドンッと」  広島原爆の日「核兵器ない未来」願う

広島に原爆が投下されてからきょう8月6日で79年。長野市でも「核兵器のない未来」を訴える集会が開かれました。

5歳の頃に爆心地から2キロほどの自宅で被爆した83歳の女性が自身の体験を語りました。

5歳の時に被爆・今井和子さん(83):

「すごい閃光でした。そして地の底から突き上げるようなドンッという振動、そして体がふわっと浮いた感じがしました。(周りが)明るくなって見えたものはゆがんだ家、隣の家は火をふいて燃えていて向かいの家はぺちゃんこでした」

集会では、防衛費の増額や原発の再稼働を進める日本政府の動きを批判するとともに、「核兵器のない未来に向け行動する」アピールを採択しました。