10億円がもらえると信じ… 「10億円を受け取るための保証金」「口座引出を可能にするための設定料」などの名目で購入費がなくなるまで電子マネーカードを購入 約116万円分をだまし取られる 20代女性が特殊詐欺被害 島根県松江市

AI要約

携帯電話に届いたメッセージを信じ、20代女性が特殊詐欺に遭遇。10億円を受け取る権利があるという偽情報に騙され、116万円をだまし取られる。

女性は架空の抽選結果を信じ、手数料支払いの名目で29回にわたり電子マネーカードの番号を詐欺グループに送信。周囲に相談せず、続けて被害が拡大した。

警察は会ったことのない相手に電子マネーカードの情報を伝えないよう呼びかけている。

10億円がもらえると信じ… 「10億円を受け取るための保証金」「口座引出を可能にするための設定料」などの名目で購入費がなくなるまで電子マネーカードを購入 約116万円分をだまし取られる 20代女性が特殊詐欺被害 島根県松江市

携帯電話に届いたメッセージ「10億円を受け取る権利がある」などの表示を信じ、島根県松江市の20代の女性が、約116万円分をだまし取られる特殊詐欺が発生しました。

架空料金請求詐欺の被害に遭ったのは、松江市の20代の女性です。今年4月、女性の携帯電話に「抽選結果が届いています」というURL付きのショートメッセージが届き、URLを開いたところ「お金がもらえる」という内容が表示されました。

その後、URL付きのショートメッセージが届き、URLを開いたところ「10億円を受け取る権利があり、手数料を電子マネーで支払う必要がある」などと記載されていました。女性は、10億円がもらえると信じ、手数料として1000円分の電子マネーカードを購入し、カード番号をショートメッセージで送信しました。

女性はその後も「10億円を受け取るための保証金」「口座に10億円を振り込むための手数料」「高額当選証明書発行手数料」「高額送金用専用回線使用料」「口座引出を可能にするための設定料」などさまざまな名目で4月16日から22日にっかけて合計29回、約116万円分の電子マネーカードのカード番号を伝えたということです。

女性は、電子マネーカードの購入するための費用がなくなったことで家族に相談して被害が判明しました。

松江署では、会ったことのない相手からの電子マネーカードの番号を教えないよう注意を呼びかけています。