意外と知られていない、Suicaにチャージした残高があるのに利用できない理由と解決策

AI要約

JR東日本の交通系ICカード「Suica」は、事前に残高をチャージすることで支払いができるプリペイド式です。

残高があるにもかからず使えない原因として、財布やパスケースの素材が厚くて接触不良を起こすことや、前回の利用時の処理がされていないことが考えられます。

SuicaのICチップに不具合が出た場合には、再発行が必要となります。

意外と知られていない、Suicaにチャージした残高があるのに利用できない理由と解決策

JR東日本の交通系ICカード「Suica」は、事前に残高をチャージすることで支払いができるプリペイド式です。しかし、たまにSuicaの残高があるにもかからず使えないこともあるようです。そこで今回は、Suicaに残高があるのに使えない原因と解決策について解説しましょう。

カード式Suicaは、財布やパスケースに入れて使用している人が多いと思いますが、それが原因で接触不良を起こしている場合があります。

単純に財布やパスケースの素材が分厚かったり、ほかのクレカなどが重なっている、あるいはカギなどの金属類がついていると、エラーで読み込めないことがあります。また、財布やパスケースにSuica以外の交通系ICカードが一緒に入っているときもエラーとなります。この場合は、財布やパスケースからSuicaを出し、直接自動改札でタッチしてみましょう。

自動改札にタッチして通過したSuicaには、改札記録が残されています。そのため、前回の利用時に正常に改札記録が処理されていないと、自動改札を出るときにエラーとなる場合があります。

たとえば、Suicaエリア外の改札記録が未処理状態だったり、入場時の記録が正確に処理されていなかった。あるいは、前回の利用から長期間経過しているといった理由が考えられます。この場合は、面倒でもJR東日本の駅窓口へSuicaを持っていって、Suicaの処理をしてもらいましょう。

長い間Suicaを使っていると、SuicaのICチップに不具合が出ることがあります。ICチップに不具合があると、何度タッチしてもエラーになったり、反応がないといった現象が見られます。

この場合は、Suicaを再発行することになるので、JR東日本の窓口へ持っていきましょう。Suicaを返却するとデポジット500円は戻ってきますが、再発行手数料520円+再発行するSuicaのデポジット500円が別途必要となります。

また、Suica機能があるビューカードの場合は、クレカ機能が利用できてもSuicaの読み取りができないこともあります。この場合は、ビューカードセンターに問い合わせて再発行を依頼しましょう。

ちなみに、ビューカードに付帯しているSuica機能の有効期限は、カードの有効期限と同じですので、ビューカードの有効期限切れで使えないこともあります。