SWCCなどが「どこでもいけるドア」開発 離れた空間や過去に体験者を「転送」、世界初のシステム

AI要約

電線大手のSWCC(川崎市川崎区)と和歌山大学は、世界初のトランスポーターシステム「どこでもいけるドア」を共同開発した。

システムでは、和歌山大学の床井浩平准教授が開発したボリュメトリック技術とSWCCのAVR(R)技術を組み合わせ、リアルタイムに体験者を遠い空間や過去の空間に転送することが可能となっている。

独自のゴーグルを使用し、仮想空間と現実空間を融合させたリアルな体験を提供するこのシステムは、最先端の技術を活用して実現されている。

SWCCなどが「どこでもいけるドア」開発 離れた空間や過去に体験者を「転送」、世界初のシステム

 電線大手のSWCC(川崎市川崎区)と和歌山大学は拡張仮想空間技術と立体映像技術と融合させ、リアルタイムに離れた空間や過去の空間に体験者を転送する世界初のトランスポーターシステム「どこでもいけるドア」を共同開発した。

 同システムでは、和歌山大工学部の床井浩平准教授が開発した最小限のカメラを用いて映像データから人や物の3D立体データを生成する技術(ボリュメトリック技術)を活用。独自のゴーグルを使い、仮想空間と現実空間を融合したリアリティーの高い体験を実現する同社独自の「AVR(R) 技術」を組み合わせた。