実在しない人物の「賄い費」領収書偽造 勤務先から14万4000円を横領 経理担当だった64歳の女を逮捕「金額はもっと少ない」などと供述
64歳の女性が勤務先の会社から14万4000円を横領し、逮捕されました。
容疑者は偽造領収書を使い、賄い費として金を横領していたことが判明しました。
逮捕後、容疑者は一部の横領を認めつつ、金額については少なかったと主張しています。
勤務先の会社から14万4000円を横領したとして、会社の経理を担当していた64歳の女が逮捕されました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、新ひだか町に住む会社員、佐藤由美子容疑者64歳です。
佐藤容疑者は、2019年4月から2020年5月の間、当時勤務していた会社から、2回にわたり合計14万4000円を横領した疑いが持たれています。
警察によりますと、佐藤容疑者は、実際には所属していない人の「賄い費」という名目で領収書を偽造する手口で金を横領していたということです。
不正に気付いた会社が税理士事務所に確認し、事件が発覚。
会社からの告訴を受けて、警察が裏づけ捜査を進め、5日佐藤容疑者を逮捕しました。
取り調べに対し、佐藤容疑者は横領したことは認めているものの、横領した金額については「もっと少なかった」という趣旨の説明をしているということです。
警察は、横領した金の使い道や、余罪の有無を調べています。
佐藤容疑者は、不正が発覚した後、この会社から解雇されています。