留置場の天井を破壊して逃走図る 4県強盗で逮捕の男 

AI要約

ベトナム国籍の容疑者が山あいでの強盗事件に関与し、留置場からの逃走を試みるも失敗。

逮捕された容疑者は逃走を認め、「必要な巡回は行っていた」と警察がコメント。

事件の詳細や容疑者の行動について警察が調査中。

栃木県など関東近郊の山あいで相次いだ強盗事件で、日光市の住宅に侵入し現金などを奪ったとして逮捕されていたベトナム国籍の容疑者が3日、宇都宮市内の留置場から逃走しようとしたとして逮捕されました。

加重逃走未遂の疑いで逮捕されたのは、群馬県藤岡市に住むベトナム国籍の無職ホアン・フー・ホア容疑者(25)です。

警察によりますとホアン容疑者は3日午後6時半すぎ、宇都宮中央警察署内の留置場で、天井の一部を破壊して天井裏から逃げようとした疑いが持たれています。

警察官が施設を巡回していたところ、破壊された天井の穴から逃げようとしていた腰から下が出た状態のホアン容疑者を見つけたということです。

その後、天井裏に逃げ込みましたが、警察に説得され降りてきたところを確保されました。

逃走しようとしたのは、夕食後の自由時間で、天井には穴が2カ所あいていたということです。

調べに対し「逃げようとしたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察は、「必要な巡回は行っていた」とコメントしていて、詳しいいきさつを調べています。

ホアン容疑者は、2024年4月から5月に栃木県や群馬県などの4つの県の山あいで相次いだ強盗事件で日光市の住宅に押し入り現金などを奪ったとして、強盗の疑いなどで逮捕されていました。