北アルプス、槍ケ岳と蝶ケ岳で行動不能に

AI要約

長野県警松本署によると、北アルプス槍ケ岳と蝶ケ岳でそれぞれ登山中の登山者が体調不良で行動不能になった。救助隊が出動し、ヘリコプターで病院に搬送された。

槍ケ岳付近で男子高校生(15)が、蝶ケ岳付近で無職男性(77)が疲れて行動不能になった。幸い、けがはないという。

男子高校生は11人パーティで登山中で、無職男性は2人パーティで登山中だった。

北アルプス、槍ケ岳と蝶ケ岳で行動不能に

長野県警松本署によると、北アルプス槍ケ岳の東鎌尾根付近(標高約2600メートル)で3日午後、山形市の男子高校生(15)が体調不良で行動不能になった。けがはないもよう。

 男子高校生は2日、11人パーティで中房温泉から入山し、3日は西岳から槍ケ岳方面へ登山中だった。同行者から救助要請があり、県警山岳遭難救助隊員が出動。消防ヘリが救助し、松本市内の病院に搬送した。

 また、北アルプス蝶ケ岳の長塀尾根付近(標高約1750メートル)で3日午後、名古屋市の無職男性(77)が、疲れて行動不能になった。けがはないもよう。

 男性は7月31日、2人パーティで上高地から入山し、3日は蝶ケ岳から徳沢方面へ下山中だった。同行者から救助要請があり、同署山岳遭難救助隊員らが出動。引き継いだ救急隊が松本市内の病院へ搬送した。