レノファ、大分に完封勝利

AI要約

レノファ山口は夏ユニフォームを着用して大分トリニータを2-0で破り、J1昇格に向けて重要な勝ち点を獲得した。

前半に河野孝汰のゴールで先制し、後半も相手ゴールに迫る展開が続いた。

試合日に1万人以上の観客が訪れ、クラブとサポーターが喜びを分かち合った。

レノファ、大分に完封勝利

 サッカーJ2レノファ山口はリーグ戦第25節の3日、山口市の維新みらいふスタジアムに大分トリニータを迎えた。夏ユニフォーム着用の初戦は2―0で完封勝利し、J1昇格に向けて貴重な勝ち点を積み上げた。

 序盤からボールを保持して前進し、好機を伺った。前半10分、DFヘナンのロングパスに反応したFW河野孝汰が相手の背後に抜け出し、ペナルティーエリア右からシュートを放ったが惜しくも枠の外。コーナーキックやロングスローでも相手ゴールを脅かしたレノファが38分、試合を動かした。左サイドを突破したMF野寄和哉がゴール正面にパスを送り、走り込んだ河野が右足で冷静に流し込み先制。主導権を握ったまま試合を折り返した。

 後半も勢いそのままに相手ゴールに迫った。14分、左コーナーキックを河野が頭で合わせたが相手にブロックされて得点ならず。相手に流れをつかまれた時間帯もあったが35分、右からのコーナーキックをゴール正面でヘナンがヘディングしてゴールネットを揺らした。

 この日は来場者1万人を目指した企画の実施日で、2019シーズンぶりに1万人を超える1万893人が来場。2―0で勝利したレノファは、多くのサポーターと喜びを分かち合った。