熱中症疑い、倉敷の90代男性が死亡 岡山県内各地で気温上昇、35人搬送

AI要約

倉敷市で熱中症の男性が死亡

猛暑日に35人が熱中症の疑いで救急搬送

岡山県内各地で厳しい暑さが続く

熱中症疑い、倉敷の90代男性が死亡 岡山県内各地で気温上昇、35人搬送

 岡山県倉敷市消防局は2日、市内の90代男性が熱中症とみられる症状で救急搬送され、その後、死亡が確認されたと明らかにした。

 消防などによると、同日午後2時45分ごろ、同市連島町矢柄にある自宅の庭先で倒れているのを知人が発見し119番したという。市内の最高気温は36・5度だった。

 県内は同日、高気圧に覆われ、各地で気温が上昇。各消防によると、夕方までに12市町で10~90代の男女35人が熱中症の疑いで救急搬送された。市町村別は倉敷、岡山市が10人、津山市が4人などとなっている。

 最高気温は岡山市中心部の38・0度(平年33・8度)で、全16観測地点のうち13地点で最高気温が35度以上の猛暑日となった。3日も厳しい暑さが続くとみられている。