巡視船内で部下に「殺すぞ」、仕事与えぬパワハラも 鹿児島海保60歳男性3等保安監を戒告処分 海上保安庁

AI要約

海上保安庁はパワハラ行為をした男性職員に戒告の懲戒処分を下しました。

男性は巡視船内で部下に暴言を吐いたり、仕事を与えなかったりしたことが判明しました。

同保安部は再発防止に努めるとコメントしました。

巡視船内で部下に「殺すぞ」、仕事与えぬパワハラも 鹿児島海保60歳男性3等保安監を戒告処分 海上保安庁

 海上保安庁は2日、勤務中に部下に暴言を吐くなどパワハラ行為をしたとして、鹿児島海上保安部の3等海上保安監(課長級)の男性職員(60)を戒告の懲戒処分にした。

 同保安部によると、男性は2023年5月10、11の両日、巡視船内で40代男性職員に「殺すぞ」と怒鳴ったり、一人だけ仕事を与えず船内の清掃作業を指示したりした。被害男性から相談があり発覚した。

 同保安部の浜平清志部長は「ハラスメント行為により職員が処分されたことは誠に遺憾。教育、指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。