斎藤兵庫県知事、30日に証人尋問 百条委、出頭要請を決定 県職員アンケートに3538件回答集まる

AI要約

兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑に関する百条委員会が開かれ、知事や県職員に対する証人尋問が決定。

証人出頭要求や調査資料の提出も決められ、知事のパワハラに関する証言や情報の確認が行われる予定。

また、知事のパワハラ疑惑に関するアンケート結果や中間報告も明らかにされ、注目が高まっている。

斎藤兵庫県知事、30日に証人尋問 百条委、出頭要請を決定 県職員アンケートに3538件回答集まる

 兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調査する兵庫県議会の「百条委員会」が2日開かれ、同知事に対する証人尋問で、今月30日、本人に出頭を求めることが決まった。

 また斎藤知事のほか10人の県職員への証人出頭要求も決定。今月23日と30日、知事のパワハラに関して証言を求める。現時点で10人中8人を非公開の「秘密会」とする方針。

 そのほか斎藤知事に対し、▽県人事課が調査した、自殺した前西播磨県民局長のプライバシー情報の管理に関わる資料▽阪神・オリックス優勝パレードでの金融機関からの寄付金額、寄付日が分かる資料▽県内企業から受け取ったとされるコーヒーメーカーなどについて、知事が秘書課に返却を指示したとされる日時が分かる資料―などの提出を請求することも決めた。

 百条委冒頭、奥谷謙一委員長は、7月31日に県職員約9700人に対して送付した、知事のパワハラ疑惑などについて問うアンケートについて報告。8月1日までに3538件の回答があったことが公表されると、傍聴席からどよめきがわき起こった。アンケートは、同月14日までに中間報告がまとまる予定という。