長野県で遭難相次ぐ 北アルプスで2人骨折の重傷、八ヶ岳で1人体調不良

AI要約

長野県内で北アルプスや八ケ岳で遭難が相次いだ。北アルプス唐松岳では落石に遭った2人が救助され、軽傷のもよう。小日向山では女性が転倒し、重傷を負った。八ヶ岳連峰権現岳でも体調不良で救助された学生がいた。

名古屋市と岐阜市の女性は防災ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送された。大阪府の女性も防災ヘリで救助され、重傷となった。さいたま市の大学生も県警ヘリで救助された。

遭難者たちの安全が確保されるとともに、対応した救助や医療機関の迅速な対応が重要であることが示された。

長野県で遭難相次ぐ 北アルプスで2人骨折の重傷、八ヶ岳で1人体調不良

 長野県内で1日、北アルプスや八ケ岳で遭難が相次いだ。

 北アルプス唐松岳で1日午前、不帰嶮(かえらずのけん)付近で落石に遭った名古屋市のパート従業員女性(59)が右手首骨折等の重傷、岐阜市の会社員女性(53)が膝の打撲等の軽傷等で軽傷のもよう。警察によると、それぞれ防災ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送された。

 また、小日向山では大阪府豊中市のパート従業員女性(57)が登山中に転倒し、防災ヘリで救助された。左脛の骨折で重傷のもよう。

 一方、八ヶ岳連峰権現岳の山頂付近で1日午後、さいたま市の大学生(19)が縦走中に体調不良で動けなくなった。警察によると、県警ヘリで救助された。軽症のもよう。