奈良県警が屋外活動する警察職員のサングラス着用を促進 目の負担軽減・交通事故防止へ 威圧感への対応も指示

AI要約

奈良県警は、屋外で活動する警察職員にサングラスの着用を勧める運用を始める。これまで白バイ隊員らが着用していたが、今後は交番勤務の警察官らにも促す。サングラスは落ち着いた色で、外すよう指示している。

31日には、奈良署の地域課の職員らがデモンストレーションを行い、県民に理解を求めた。着用することで視界が広がり、目の疲れも軽減できると話す男性巡査も。

県警警務課の澄川周平企画室長は、サングラスを着用して視界を確保し、県の治安維持に努めていくと述べた。

奈良県警が屋外活動する警察職員のサングラス着用を促進 目の負担軽減・交通事故防止へ 威圧感への対応も指示

 奈良県警は目の負担軽減や交通事故防止を目的に、屋外で活動する警察職員にサングラスの着用を勧める運用を、きょう1日から始める。

 これまでにも白バイ隊員らがサングラスを着用していたが、今後は交番勤務の警察官らにも着用を促す。

 サングラスは黒や茶色など落ち着いた色で、スクエアタイプなど奇抜でないものを指定。県民らに応対する際は威圧感を与えないため、外すように指示している。

 31日には、奈良署の地域課の職員らが、同署周辺でサングラスを着用して交通監視するなど、デモンストレーションを行って県民に理解を求めた。

 同署地域課の男性巡査(32)は「視野が広がり、目の疲れも軽減できそうなので積極的に着用していきたい」と話した。

 県警警務課の澄川周平企画室長は「日差しが強いなかでも、サングラスを着用してしっかりと視界を確保し、県の治安維持に努めていく」と力を込めた。