パークマンサーさん、サイバーセキュリティ大使に 富山県警が委嘱

AI要約

富山県警がアーティストパークマンサーをサイバーセキュリティ大使に委嘱。フィッシング詐欺やサポート詐欺などの注意喚起活動を通じ、インターネット安全利用を呼びかける。

パークマンサーは県警本部で委嘱状を受け取り、誰もが安心して利用できる県を目指すと述べる。

クレジットカードの不正利用相談が増加しており、県内では被害額が増加傾向にある。

パークマンサーさん、サイバーセキュリティ大使に 富山県警が委嘱

 富山県警は30日、射水市出身のアーティスト、パークマンサーさんに「サイバーセキュリティ大使」を委嘱した。交流サイト(SNS)や県警の啓発動画などを通じ、偽サイトに誘導してクレジットカードの情報を盗み取るフィッシング詐欺やサポート詐欺などの注意喚起をしてもらう。来年3月31日まで。

 パークマンサーさんは県警本部で、高木正人県警本部長から委嘱状を受け取り「誰もがインターネットを安心安全に利用できる富山県を目指して活動する」と話した。

 県警によると昨年、県内のクレジットカードの不正利用に関する相談は195件で、被害額は約2500万円だった。今年は5月末までに107件の相談があり、約1千万円の被害が発生している。