“くしろ湿原ノロッコ号”線路上にたたずむクマ現る 乗客乗客サービスのノロノロ走行で衝突は回避

AI要約

2024年7月29日に標茶町で起きた観光列車とクマの衝突事故について

クマが線路上に現れたが列車は停止し、衝突を回避

クマは線路から姿を消し、乗客や列車に被害はなかった

北海道・道東の標茶町のJR釧網線で、2024年7月29日午前11時50分ごろ、釧路湿原を駆け抜ける観光列車の前にクマ1頭が現れました。

警察によりますと、目撃されたクマは成獣で、釧路発の「くしろ湿原ノロッコ号」が走行中、塘路駅の約2キロ手前の見通し悪いカーブで、線路上にたたずんでいたということです。

ノロッコ号は乗客に釧路湿原の景色や動物などを楽しんでもらおうとゆっくり走っていたため、クマと衝突することなく停止しました。

クマは線路上の奥へと走り出し、列車がカーブを曲がり切った時には姿が見えなくなっていたということです。