日米共同訓練で戦闘機の飛行増加 F-15だけでなくF-16、F-22など外来機の騒音激化 嘉手納基地

AI要約

嘉手納基地での日米共同訓練による戦闘機の離着陸が激化

訓練では離島防衛が想定され、各地で実施

地対艦ミサイル部隊の初参加で市民団体が反対

日米共同訓練で戦闘機の飛行増加 F-15だけでなくF-16、F-22など外来機の騒音激化 嘉手納基地

離島の防衛を想定した日米共同訓練が県内各地で行われるなか、米軍嘉手納基地で戦闘機の離着陸が激しさを増しています。

自衛隊と米軍は28日から8月7日まで、離島防衛を想定した訓練「レゾリュート・ドラゴン」を、九州をはじめ石垣島や与那国島など県内各地で実施しています。

嘉手納基地では29日午前9時頃、所属するF-15戦闘機をはじめF-22やF-16などの外来戦闘機も次々と離陸するのが確認されました。

これらの機体は沖縄近海の訓練空域で飛行訓練をしたとみられ、約1時間後嘉手納基地の上空を旋回したほか、低空で滑走路を通過する「ロー・アプローチ」を繰り返したりする様子もみられました。

今回の日米共同訓練では今年3月にうるま市の陸上自衛隊勝連分屯地に発足した地対艦ミサイル部隊が初めて参加していて、市民団体が「沖縄が攻撃対象になる懸念がある」として反対しています。(中部通信員 高瀬弘行)