「裏山の土砂が崩れている」住宅街で、幅10メートルほどの擁壁が崩れる…けが人なしも立ち入り禁止1軒、隣人「9時すぎに2回、ドン、ドンという男がした」 札幌市豊平区西岡

AI要約

札幌市豊平区の住宅街でコンクリートの擁壁が崩れ、けが人はいない

住人からの通報を受け、警察が立ち入り禁止の措置をとる

擁壁が以前から傾いていたとの住民の声もあり、緊急対応が求められている

「裏山の土砂が崩れている」住宅街で、幅10メートルほどの擁壁が崩れる…けが人なしも立ち入り禁止1軒、隣人「9時すぎに2回、ドン、ドンという男がした」 札幌市豊平区西岡

 29日午前、札幌市豊平区の住宅街で、コンクリートの擁壁=土留めが崩れました。今のところ、けが人はいません。

 29日午前10時40分ごろ、札幌市豊平区西岡の住宅街で、住人から「裏山の土砂が崩れている」という通報がありました。

 警察によりますと、住宅のコンクリートの擁壁=土留めが崩れました。

 今のところ、けが人はいませんが、擁壁の下の1軒で立ち入り禁止の措置がとられました。

 その住宅の人は「以前から傾き、迫り出してきていて、危ないと思っていた。市に『危ない』と申し立てたが、対応できず、住民同士の話し合いになっていた」と話しています。

 また、麟家の住人も「9時すぎに2回、ドン、ドンと音がした。いつ崩れても、おかしくないと思っていた」と話しています。

 札幌市では、29日午後0時半までの12時間で、38.5ミリの降雨が観測されていました。