新潟県に『熱中症警戒アラート』29日は“熱中症の危険”が高まる恐れ エアコンの使用や水分補給で熱中症予防を【ピンポイント天気と今後の16日間天気予報】
新潟県で熱中症警戒アラートが出され、猛暑日が予想される29日に注意が呼びかけられています。
環境省と気象庁が熱中症予防のための行動を指南し、特に熱中症弱者の対策も強調しています。
梅雨明けが近づき、今後の天気にも注意が必要な新潟県内での暑さに備えましょう。
環境省と気象庁は28日午後5時、新潟県に『熱中症警戒アラート』を発表しました。
あす29日は気温が著しく高くなり、健康被害が生じる恐れがあるとして、室内ではエアコンなどを使用し涼しい環境で過ごすなど、熱中症予防のための行動をとるよう呼びかけています。
29日に予想される日中の最高気温は上越市や糸魚川市などで35℃の猛暑日に、そのほか県内は30℃以上の真夏日となりそうです。
環境省と気象庁は『熱中症予防のための行動』として、
・エアコンなどを使用して涼しい環境にして過ごす
・こまめな休憩や水分補給・塩分補給をする
ように呼び掛けています。
また、自宅のエアコンが故障したなど、涼しい環境で過ごすことができない場合には、重症化等を予防するために、衣服を緩め、皮膚を濡らして、うちわや扇風機であおぎ、氷やアイスパックなどで冷やすなどしてほしいとしています。
■『特に実施していただきたいこと』熱中症弱者のために
○脱水状態にある人、高齢者、乳幼児、からだに障害のある人、肥満の人、過度の衣服を着ている人、普段から運動をしていない人、暑さに慣れていない人、病気の人、体調の悪い人などが、熱中症にかかりやすい「熱中症弱者」です。
○自ら積極的に対策を実施し、周囲の方も声がけを実施しましょう。
○管理者がいる場所やイベント等では、責任者が、暑さ指数などを実測の上、適切な熱中症対策が取れていることを確認ください。
新潟県内は間もなく梅雨明けを迎えそうで、今後16日間天気予報を見ると、8月1日からは晴れて高温となる日が続きそうです。今後の気象情報に注意してお過ごしください。