カクテルで八戸三社大祭にエール 老舗バー「プリンス」が山車振興会に寄付

AI要約

洋酒喫茶プリンスが八戸三社大祭の山車組に寄付した26万4600円の応援カクテル「神社エール」について。

神社エールの販売による寄付金は、山車の基本型4種をイメージしたジンベースのカクテルで、総額は141万9200円に達した。

佐々木さんと小笠原会長が寄付の意義を述べ、地域の方々の祭りへの協力と支援に感謝を示した。

カクテルで八戸三社大祭にエール 老舗バー「プリンス」が山車振興会に寄付

 八戸三社大祭の山車組の活動に役立ててもらおうと、八戸市長横町の老舗バー「洋酒喫茶プリンス」は23日、はちのへ山車振興会(小笠原修会長)に対し、三社大祭応援カクテル「神社エール」の売り上げから26万4600円を寄付した。

 神社エールは、八戸三社大祭の山車行事が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたことをきっかけに、2016年から販売開始。山車の基本型4種をイメージしたジンベースのカクテルで、波山車を青色、岩山車を緑色、建物山車を青色と緑色、高欄山車を赤色で表現している。

 1杯500円のうち、100円を寄付金に充てる仕組み。今年で計6回目となり、総額は141万9200円となった。

 同店で佐々木さんから目録を受け取った小笠原会長は「地域の方が祭りを支えてくれることに感謝している。山車文化の保存と継承のため、大切に使いたい」と感謝を述べた。佐々木さんは「少しでも祭りに貢献できることをうれしく思う。これからも続けていきたい」と笑顔を見せた。

 この日は八戸三社大祭運営委員会の佐々木伸夫会長も状況を視察。「祭りに多くの方が関わり、支えてくれることがよく分かった」と話していた。