軽快な歌や踊り、筧利夫ら好演 ミュージカル「クラスアクト」沖縄公演

AI要約

ブロードウェイミュージカル「クラスアクト」の沖縄公演が興行され、主役の筧利夫がエドを熱演した。

物語は作詞家、作曲家を夢見るエドの音楽への情熱と葛藤、仲間たちとの絆を描いている。

パフォーマンス終了後、観客からスタンディングオベーションが贈られた。

軽快な歌や踊り、筧利夫ら好演 ミュージカル「クラスアクト」沖縄公演

 ブロードウェイミュージカル「クラスアクト」の沖縄公演(主催・琉球放送)が6、7両日、那覇文化芸術劇場なはーと大劇場で開かれた。名作ミュージカル「コーラスライン」を作詞したエドワード・クレバンの自伝作品。主役の筧利夫は、軽快な歌やダンス、コミカルな台詞、シリアスな表情など多様に演じ分け、エドを好演した。

 ミュージカル界で作詞家、作曲家の両方での成功を夢見るエド(筧)は葛藤しながらも日々、音楽と向き合い続ける。エドの1番の理解者で、最初の恋人ソフィ(紫吹淳)や、最後の恋人ルーシー(高橋由美子)、恩師のリーマン先生(ブラザートム)など仲間に支えられながら、音楽を愛し、必死に駆け抜けたエドの人生が描かれた。

 終演後のカーテンコールでは、観客が出演者らをスタンディングオベーションでたたえた。(社会部・大庭紗英)