2025参院選鹿児島選挙区 自民公認候補選びに園田修光元参院議員が名乗り 党県連に申請へ

AI要約

元参院議員の園田修光氏が、2025年夏の参院選鹿児島選挙区での公認候補予定者として名乗りを上げる意向を表明。

園田氏は過去に衆院、参院での経験を活かすため、自民党鹿児島県連の公認候補に立候補する意向を示した。

党県連は尾辻秀久氏の勇退に伴い新たな公認候補を決めるため、希望者を募集中。県議経験者の他にも複数の県議が立候補を検討中。

2025参院選鹿児島選挙区 自民公認候補選びに園田修光元参院議員が名乗り 党県連に申請へ

 元参院議員の園田修光氏(67)=鹿児島市出身=は27日、南日本新聞の取材に、自民党鹿児島県連が公募している2025年夏の参院選鹿児島選挙区(改選数1)の公認候補予定者として名乗りを上げる意向を明らかにした。近く申請する。県議以外で出馬の意向を表明したのは初めて。

 取材に、「衆院と参院で培った経験と人脈を生かし、もう一度故郷の鹿児島と日本のために働きたい」と意欲をにじませた。

 園田氏は鹿児島県議を経て1996年の衆院選で鹿児島2区から出馬して初当選。1期務めた。2016年には参院比例で当選し、2期目を目指した22年参院選は落選した。現在は党県連の常任顧問。

 党県連は、参院議長の尾辻秀久氏=鹿児島選挙区選出=が今期限りで勇退するのに伴い、新たな公認候補を早急に決める。年齢や議員かどうかは問わず、7月末まで党員から立候補希望者を公募している。締め切り後は、県連の執行部役員と選対常任委員が選考を進める方針。

 これまで、参院鹿児島選挙区の複数いる自民議員のうち一人は県議経験者が歴任している。現時点で4県議が立候補の意向を示しており、県議団は29日の総会で一本化を協議。まとまらない場合は同日中に投票で県連に推薦する候補を決める。