自民、参院選1次公認に45人 比例に釜萢日医副会長

AI要約

自民党は、来年夏の参院選の1次公認候補として日本医師会の釜萢敏副会長ら45人を決定した。

党は選挙区に28人、比例代表に17人を選出し、19選挙区の調整は継続中。

最も顕著な例外として釜萢氏が比例代表候補に選ばれ、82歳の山東昭子氏は見送られた。

 自民党は25日、党本部で選対本部会議を開き、来年夏の参院選の1次公認候補として、日本医師会の釜萢敏副会長(71)ら45人を決定した。

 内訳は26選挙区に28人、比例代表に17人。派閥裏金事件で現職が離党した岐阜、和歌山を含む19選挙区は引き続き調整する。

 本部長の岸田文雄首相(党総裁)は会議で「政治の安定実現のために強い覚悟と決意を持って勝ち抜いていく」と述べた。

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会のメンバーを務めた釜萢氏は、内規で定める比例代表候補の「70歳定年制」の対象だが、知名度に期待して例外扱いとした。一方、82歳で現在8期目の山東昭子前参院議長は1次公認を見送った。