雨の日も、霧の日も、楽しめる高原観光拠点がグランドオープン カフェやキッズスペース整備 3億円かけ「足湯の駅えびの高原」リニューアル

AI要約

宮崎県えびの市が、えびの高原の全天候型観光拠点としてリニューアルを進めてきた「足湯の駅えびの高原」の整備が完了し、26日グランドオープンした。

2階部分には、霧島地域の農畜産物を使ったローストビーフサンドやおにぎり、プリンを提供するカフェ3店舗や、子ども遊具を備えたキッズスペースが入る。

オープン式典では、カフェ運営者らが「高原に雨が降っても、霧が出ても、人が集まる場所をつくっていきたい」と抱負を述べた。

雨の日も、霧の日も、楽しめる高原観光拠点がグランドオープン カフェやキッズスペース整備 3億円かけ「足湯の駅えびの高原」リニューアル

 宮崎県えびの市が、えびの高原の全天候型観光拠点としてリニューアルを進めてきた「足湯の駅えびの高原」の整備が完了し、26日グランドオープンした。今回整備した2階部分には、霧島地域の農畜産物を使ったローストビーフサンドやおにぎり、プリンを提供するカフェ3店舗や、子ども遊具を備えたキッズスペースが入る。一般社団法人霧島コネクトが運営する。

 延べ床面積約1560平方メートルの鉄骨2階建て建物は、2019年4月に市が宮崎交通グループから無償譲渡を受け、20年4月、1階販売所を暫定開業していた。2階部分は、観光関係者らでつくる「えびの高原活性化協議会」で活用策を検討し、「登山目的でない家族連れでも、気軽に過ごせる場をつくりたい」との声を反映させた。施設全体の総事業費は約3億円。

 オープン式典では、カフェ運営者らが「高原に雨が降っても、霧が出ても、人が集まる場所をつくっていきたい」と抱負を述べた。足湯の駅の開業時間は午前9時~午後5時。カフェ3店舗の営業時間はそれぞれ異なる。