寄り添う心 音に乗せ 来年発売復興継続支援CD 奥州・水沢一高吹奏楽部2曲を収録

AI要約

東日本大震災の発生日に合わせて制作されている復興継続支援CD「絆~忘れない2025」の収録が行われた。

CD制作の目的は、震災の記憶を後世に伝えるために被災地で作られた曲を歌い継ぐこと。

最新作は、福島県浪江町の学校や仙台市の合唱部、一般の合唱団、著名人やオーケストラ、石川県の小中学校など多くの参加者が予定されている。

寄り添う心 音に乗せ 来年発売復興継続支援CD 奥州・水沢一高吹奏楽部2曲を収録

 東日本大震災の発生日に合わせて毎年制作されている復興継続支援CD「絆~忘れない2025」の収録は24日、奥州市文化会館(Zホール)で行われ、水沢第一高校吹奏楽部が初参加して2曲を演奏した。CDは2025年3月11日に発売され、収益金全額が被災地の子どもたちの支援に充てられる。

 CDの制作は、東京都のNPO法人日本アクティブ・フード協会(神原進理事長)が被災地支援プロジェクトとして16年から行っている。東日本大震災の被災地で作られた「花の冠」「群青」「わせねでや」「未来の光へ」「がんばれニッポン」を歌い継ぎ、震災の記憶を後世に伝える目的としている。

 10枚目となる今回は、福島県浪江町の小中学校や仙台市の中学・高校の合唱部、一般の合唱団、国内外の著名人やオーケストラ、石川県能登町の小中学校も参加する予定。